マイクロヒータ

M-1型フレキヒータ

いかなる場所、どのような形状にも使用でき、取付けは非常に簡単です。手による曲げ加工も自由自在、これ程広範囲に使用できる製品はありません。

<M-1型フレキヒータの構造>

M-1型フレキヒータは、耐熱鋼細管内に高純度の無機絶縁物(MgO)によって発熱体がエアーギャップなく高密度に封入され、しかもコンパクトな形状の最も新しい細管ヒータです。

<常時在庫品>
型  式 電圧(V) 容量(W) 外径(D) 長さ(mm) 型  式 電圧(V) 容量(W) 外径(D) 長さ(mm)
1M-1-  150 100 150 1.0 2,300 2M-1-  300 200 300 1.0 4,700
1M-1-  300 300 1.6 3,000 2M-1-  600 600 1.6 6,000
1M-1-  600 600 2.3 4,000 2M-1-1,200 1,200 2.3 8,000
1M-1-1,000 1,000 3.2 4,000 2M-1-2,000 2,000 3.2 8,300
1M-1-1,500 1,500 4.8 4,300 2M-1-3,000 3,000 4.8 8,500
※容量を正確にとるため長さの±5%の変動はご容赦ください。

<仕      様>
シース外径(D) 発熱線径(d) シース肉厚(t) Ω/m(±10%) 最大長さ(m)
1.0mm 0.22mm 0.12mm 28.0 100
1.6 0.35 0.19 11.0 100
2.3 0.57 0.26 4.15 70
3.2 0.68 0.30 2.4 40
4.8 0.92 0.40 1.5 20

M-2型フレキヒータ

いかなる場所、どのような形状にも使用でき、取付けは非常に簡単です。手による曲げ加工も自由自在、これ程広範囲に使用できる製品はありません。

<M-2型フレキヒータの構造>
M-2型フレキヒータは、耐熱銅細管内に高純度の無機絶縁物(MgO)に2本の発熱体が固く保持され、極細管に仕上られたもので、あらゆる箇所の使用に適合するように配慮して製作されたものです。
<常時在庫品>
型  式 電圧
(V)
容量
(W)
外径
(D)
抵抗値
(Ω)
ヒータ長さ
(mm)
型  式 電圧
(V)
容量
(W)
外径
(D)
抵抗値
(Ω)
長さ
(mm)
1M-2-  200 100 200 1.6 50.0 1,700 2M-2-  400 200 400 1.6 100.0 3,200
1M-2-  400 400 2.4 25.0 1,900 2M-2-  500 500 1.6 80.0 2,960
1M-2-  500 500 2.8 20.0 2,000 2M-2-  700 700 2.4 57.0 4,200
1M-2-  700 700 3.2 14.3 2,000 2M-2-1,000 1,000 2.8 40.0 4,200
1M-2-1,000 1,000 4.0 10.0 2,250 2M-2-1,500 1,500 3.2 27.0 3,700
1M-2-1,500 1,500 4.8 6.7 2,100 2M-2-2,000 2,000 4.0 20.0 4,500
  2M-2-3,000 3,000 4.8 13.3 4,200
※容量を正確にとるため長さの±5%の変動はご容赦ください。
<M-2型シース抵抗表>
種類        外径(mm)

項目

1.6 2.4 2.8 3.2 4.0 4.8
M-2-1 抵抗値 29Ω/m 12.8Ω/m 9.4Ω/m 7.2Ω/m 4.4Ω/m 3.2Ω/m
線  径 0.31φ 0.47φ 0.55φ 0.63φ 0.8φ 0.96φ
M-2-2 抵抗値 60Ω/m 27Ω/m 20Ω/m 15Ω/m 9.6Ω/m 6.6Ω/m
線  径 0.21φ 0.32φ 0.37φ 0.44φ 0.54φ 0.65φ
M-2-3 抵抗値 94Ω/m 44.2Ω/m 31Ω/m 24Ω/m 15Ω/m 10.6Ω/m
線  径 0.17φ 0.26φ 0.3φ 0.35φ 0.44φ 0.52φ

<伝熱セメント使用のおすすめ>
パイプとかドラムにヒータを巻いて使用する時、線接触を熱伝導のよい面接触に変えます。
<伝熱セメントの一般的施工法>
伝熱セメントの用法は比較的簡単で、少しの例外を除き現場従業員の手によって施工出来ます。

普通、コテで施工し、手でも出来ます。

※1kg缶と30kg缶とがあります。

施工実例

工具を使用しなくても、手で自由自在に曲げ加工できるので、どこでもどのような形でも使用できるパイプヒータです。したがって、最も広範囲の分野において活躍しているといっても過言ではありません。

例えば、化学工場の装置の小さなバルブから、油、水等の液体輸送のパイプラインのような巨大なプラントに、あるいは未来のエネルギー源であり「原子力」の発電所等の諸設備に、又は厳寒地の道路、橋、飛行場の滑走路、屋根のトイ、車庫の床下等数限りなく使用できます。下記掲載のイラストレーションは使い方のほんの一例です。

安全性が高く、手軽に使えて、しかも高性能のこのパイプヒータの偉力を是非お試し下さい。

<パイプライン加熱>    <粉粒体輸送加熱>
<ホッパーシリンダー加熱>  <冷却ポンプ加熱>
<曲げ加工例>
<出荷形状構造>
<常時在庫品>
M型標準フレキヒータ <シースの外径等>
電  圧 W ヒータ長さ

H.L.

シース外径

O.D.

型  式  シース外径(mm) 1.0 1.28 1.6 2.0 2.3 3.2 4.8
 ニクロム線径(mm) 0.22 0.79 0.35 0.43 0.58 0.75 0.95
100V

300 1,800mm 1.28φ 1M-300  Ω/m(±10%) 28 17 11 7.8 4.15 2.4 1.55
500 1,700 1.6 1M-500  最長ヒータ(m) 100 100 50 50 50 45 45
1 2,360 2.3 1M-1000  耐圧(合格・規準)(V ) 500 500 600 600 1000 1500 1800
1.5 2,600 3.2 1M-1500 その他の特殊電圧、特殊容量の物もご注文後、数日にて製作いたします。

その場合はニクロム線の設計方法と同様に考えられて結構です。

W数を正確にとるため、長さは±10%の動きをご容赦下さい。

シース材質指定の場合、インコネルSUS-43にても製作可能です。

2 3,200 4.8 1M-2000
3 2,220 4.8 1M-3000
200V

500 2,700 1.0 1M-500
1 3,530 1.6 1M-1000
1.5 3,280 2.0 1M-1500
2 4,710 2.3 1M-2000
3 5,700 3.2 1M-3000
4 6,200 4.8 1M-4000
5 5,400 4.8 1M-5000
<上手な使い方>
A型標準フレキヒータは、自然の大気中(静)において、クロスしない状態で使用するように設計してあります。

より熱伝導のよい状態でご使用になられる場合は差支えありませんが、より熱伝導の悪い状態、たとえば断熱ケース内に包んで容器内加温に使用するとか、アスベスト等、断熱材にて保温するような場合は、断線等の原因になりますので、別仕様により同じW数でも、標準シース径、長さよりも1~2番手上のヒータを選定されるようにおすすめします。

別仕様になる場合でも数日で納入できます。

<普通の付属部品>
<伝熱セメント使用のおすすめ>
パイプとかドラムにヒータを巻いて使用の時、線接触を熱伝導のよい面接触に変えます。
<伝熱セメントの一般的施工法>
伝熱セメントの用法は比較的簡単で、少しの例外を除き現場従業員の手によって施工出来ます。

普通、コテで施工し、手でも出来ます。

※1kg缶と30kg缶とがあります。