耐熱電線

ヒータリード線や、電熱機器等に使用する電線は、使用定格、使用温度、公的規格認定に準拠して適正な電線を選定する必要があります。
当社では、多種多様な製品フィールドに対応して、多数の適合電線を取りそろえております。

≪電線の選択方法 (目安)≫
 ●より線を基準として適正な電線を選択してください。
(電圧)
線  経 —→  定格 —————→ 電流容量 ——-→ 安全電流 —-→ 導体公称 —→ 適合電線
(耐電圧) (周囲温度) (参考値) 断面積
使用温度 —→  200℃以下(-30℃) ————-→  スズメッキ軟銅線 —————————--→
—→  200℃~500℃ ————-→  ニッケル線 —————————–→
 ニッケル被覆銅線 (28NPC)
環境条件 —→  耐薬品性 (テフロン、シリコン、PVC) ———————————————–-→
—→  耐水性 (テフロン、シリコン、PVC) ———————————————–-→
—→  耐候性 (テフロン、PVC) ———————————————–-→
公的規格 —→  電気用品取締法 ————-→  (J I S) ———————————————–-→
—→  海外規格認定 ————-→  (UL、CSA、D I N) —————————–→
[認定品を使用]

高温(500℃以上)での使用や真空中などでご使用の場合はご相談ください。

仕事内容をお打ち合わせの上、適正な方法で決定させていただきます。

≪耐熱電線の端末処理についてのお願い≫
  • 耐熱線をヒータや機器の端子に接続する場合、耐熱線の端末処理を適正な圧着端子等で処理し、ネジまたは溶接等で完全に固定してください。
  • 特に高温雰囲気でご使用になる場合などは接続部の表面酸化により接触抵抗が増大し、異常発熱して機器の損傷や火災などの原因になりますので、ご留意ください。

≪仕様および形状 (標準品)≫
項目

製品名

芯 線 材 質 被 覆 構 成 安全使用温度 外 観 図
H  種

G G 線

スズメッキ軟銅線 シリコンゴム

ガラス一重編組

170℃
H  種

G G 線

(2芯タイプ)

スズメッキ軟銅線 シリコンゴム

ガラス一重編組

平行一重編組

170℃
H  種

L K G B 線

スズメッキ軟銅線 シリコンゴム

ガラス二重編組

170℃
テフロン電線 スズメッキ軟銅線

ニッケルメッキ軟銅線

FEP-6P

PFA

200℃

260℃

M K T 線 純ニッケル線 マイカニ二重横巻

ポリイミドテープ

シリガラス編組

400℃
C F 線 ニッケル被覆銅線

(28NPC)

セラミックフェルト

シリカヤーン

アルミナ系塗料

450℃
  • 上記の種類の耐熱電線をラインナップしております。用途、使用条件、使用方法等によりお選びください。
  • 上記以外の耐熱電線も承りますので御用命ください。

≪標準規格品)≫

導 体 構 成 外径

(㎜)

絶縁体

厚さ

(㎜)

編組

厚さ

(㎜)

標準仕上

外径 (約)

(㎜)

導体抵抗

(20℃最大)

Ω/km

絶縁抵抗

(20℃最小)

MΩ ・ m

試験電圧

(AC)

V ・ 分

安全電流

(A)

断面積

(㎜2

本数/素線径

(㎜)

G

G

0.5 20/0.18 0.9 0.3 0.2 2.1 38.6 100 1500 4
0.75 30/0.18 1.1 0.3 0.2 2.3 25.8 100 1500 8
1.25 50/0.18 1.5 0.3 0.2 2.6 15.5 100 1500 11
2.0 37/0.26 1.8 0.35 0.25 3.2 9.91 100 1500 14
3.5 45/0.32 2.5 0.4 0.25 4.0 5.38 100 1500 21
5.5 35/0.45 3.1 0.4 0.3 4.6 3.46 90 1500 28
8.0 50/0.45 3.7 0.6 0.3 5.7 2.45 80 1500 42
14.0 88/0.45 4.9 0.6 0.3 7.1 1.39 60 1500 63
22.0 7/20/0.45 7.0 0.9 0.4 10.0 0.892 60 1500 85
2 G

G

芯線

0.75 30/0.18 1.1 0.3 0.25 2.8×5.1 25.8 100 1500 5
1.25 50/0.18 1.5 0.3 0.25 3.1×5.7 15.5 100 1500 7
2.0 37/0.18 1.8 0.35 0.3 3.8×7.0 9.91 100 1500 9
L

K

G

B

0.5 20/0.18 0.9 1.1 0.5 4.1 38.6 100 1500 4
0.75 30/0.18 1.1 1.1 0.5 4.3 25.8 100 1500 8
1.25 50/0.18 1.5 1.1 0.5 4.7 15.5 100 1500 11
2.0 37/0.26 1.8 1.1 0.5 5.0 9.91 100 1500 14
3.5 45/0.32 2.5 1.1 0.5 5.7 5.38 100 1500 21
5.5 35/0.45 3.1 1.1 0.5 6.3 3.46 90 1500 28
8.0 50/0.45 3.7 1.1 0.5 6.9 2.45 80 1500 42
14.0 88/0.45 4.9 1.1 0.6 8.3 1.39 60 2000 63
22.0 7/20/0.45 7.0 1.4 0.6 11.0 0.892 60 2000 85
30.0 7/28/0.45 8.1 1.4 0.6 12.1 0.661 60 2000 139
38.0 7/37/0.45 9.1 1.4 0.6 13.1 0.525 50 2500 162

0.5 19/0.18 0.9 0.25 1.46 40.6 1500 2000 4
0.75 30/0.18 1.1 0.3 1.7 25.8 1500 2000 8
1.25 50/0.18 1.5 0.3 2.1 15.5 1500 2000 11
2.0 37/0.26 1.8 0.3 2.4 9.91 1500 2000 14
3.5 45/0.32 2.5 0.3 3.1 5.37 1500 2000 21
5.5 35/0.45 3.1 0.3 3.7 3.5 1500 2000 28
M

K

T

0.75 30/0.18 1.1 0.55 0.25 2.7 120 10 2000 2.3
1.25 50/0.18 1.5 0.55 0.3 3.2 72 10 2000 3.9
2.0 37/0.26 1.8 0.55 0.3 3.5 45 10 2000 6.2
3.5 45/0.32 2.5 0.55 0.3 4.2 25.7 10 2000 11.0
5.5 35/0.45 3.1 0.55 0.4 5.0 16.4 10 2000 17.0
8.0 50/0.45 3.7 0.60 0.4 5.7 11.3 10 2000 25.0
C

F

0.3 12/0.12 0.7 0.3 0.15 1.6 74.0 100 1500 1.8
0.5 20/0.18 0.9 0.3 0.15 1.8 44.4 100 1500 3.1
0.75 30/0.18 1.1 0.3 0.15 2.0 29.6 100 1500 4.7
1.25 50/0.18 1.5 0.4 0.15 2.6 17.8 100 1500 7.8
2.0 37/0.45 1.8 0.4 0.15 2.9 11.1 100 1500 12.0
3.5 66/0.26 2.4 0.4 0.25 3.7 6.3 100 1500 22.0
GG線、GG線2芯、LKGB線、テフロン線の安全電流は(~150℃)の参考値
MKT線の安全電流は、ニッケル線(~400℃)参考値
CF線の安全電流は、ニッケル被覆銅線(28NPC)(~450℃)の参考値

≪参考資料)≫
●耐熱電線の安全電流値について
1) 耐熱線の安全電流値は、使用条件によって異なります。特にニッケル線を使用する場合は、導体の自己発熱が大きいので、十分余裕をみて線径を選定してください。
2) 耐熱電線の選定は、御社の目的とする品質性能および製品の安全性が達成されていることをご確認の上、ご使用ください。
3) 同一管内に電線を収束してご使用になる場合は、温度が上昇して電流減少を生ずることがありますので、充分ご留意の上、ご使用ください。
下表は、ニッケル線とニッケル被覆銅線(28NPC)の導体抵抗値の実測に基づいて求めた参考値です。
ニッケル線 (Ni)
公称断面積 温度別安全電流
(㎜2 常温 200℃ 300℃ 400℃ 500℃
0.3 3.3 1.6 1.2 0.9 0.8
0.5 5.5 2.7 1.9 1.6 1.4
0.75 8.3 4.0 2.9 2.3 2.1
1.0 11.1 5.4 3.9 3.1 2.8
1.25 13.9 6.7 4.8 3.9 3.5
2.0 22.3 10.7 7.8 6.2 5.5
3.5 39.0 19.0 13.0 11.0 10.0
4.5 50.0 24.0 17.0 14.0 12.0
5.5 61.0 30.0 21.0 17.0 15.0
8.0 89.0 43.0 31.0 25.0 22.0
ニッケル被覆銅線 (28NPC)
公称断面積 温度別安全電流
(㎜2 常温 200℃ 300℃ 400℃ 500℃
0.3 10.0 4.8 3.6 2.4 1.8
0.5 16.6 8.2 5.7 4.2 3.1
0.75 25.0 12.0 8.8 6.0 4.7
1.0 33.0 16.0 12.0 8.1 6.2
1.25 42.0 20.0 14.0 10.0 7.8
2.0 67.0 32.0 24.0 16.0 12.0
3.5 118 57.0 39.0 29.0 22.0
4.5 151 73.0 52.0 37.0 27.0
5.5 184 91.0 64.0 45.0 33.0
8.0 270 130.0 94.0 66.0 49.0