カートリッジヒーター

カートリッジヒーター

振動・摩擦・取付け具合・湿気などによる不具合に対して、数多くの対策実績やノウハウがございます。
また、特殊加工を施したヒータでは、温度ムラの解消など被加熱物の温度分布をコントロールすることができます。
その他、お客様の用途に応じた仕様のご提案をさせて頂きます。

カートリッジヒーターとは?

一般に金属ブロックなどの被加熱物に穴をあけ、ヒーターを挿入して加熱する用途で多く使用されています。
(プレス用熱板、成型用金型、熱の均一性を必要とする熱板など)
棒ヒーターとも呼ばれ、近年では液体加熱用としても、利用されるようになりました。
その名前の通り、カートリッジ式で取付けや取外しが簡単にできる為、小スペースで大きい容量が確保できます。

当社の均熱 技術

弊社の均熱用カートリッジヒーターは、一般のカートリッジヒーターに比べて、被加熱物の温度分布を均一に致します。

均熱用
カートリッジヒーター
粗密巻を施すことによって、被加熱物の温度ムラを無くし、均一加熱(均熱)に貢献いたします。
(粗密巻とは、1本のヒーターのワット数(加熱容量)を場所によって、変えた物のことを言います。)

成形品により、寸法のばらつき、光沢ムラ等の問題が生じる時や、液状シリコンゴム、熱硬化性樹脂など、より正確な温度分布が求められるときなどに最適です。

たとえば…

当社製作のアルミの金属ブロック(ヒータブロック)と均熱用カートリッジヒーター(粗密巻)の組み合わせで、当社の熱解析でみてみると・・・

>>ヒータブロックのページはこちら
>>熱解析のページはこちら

ヒータの種類
仕様 特長 製作例
径・長さ指定
ストレートタイプ
最も一般的なタイプです。
対応サイズ:φ3.1~
外径一般公差:+0、-0.1
センターレス加工:±0.03(高温ヒーターの場合推奨)


高温タイプ MAX800℃で使用可能です。
発熱部の長さ
指定タイプ
発熱部の長さを指定可能です。
意図的に被加熱物の温度調整が行えます。
粗密巻タイプ 被加熱物の温度ムラの解消など被加熱物の温度コントロールができます。
リード線保護タイプ 内部結線
ステンレス フレキシブルホース
シリコン収縮チューブ
絶縁碍子付き(※)



フランジタイプ フランジを金属ブロックにビスで固定し
抜けを防止します。
プラグ取付タイプ 液体加熱用が一般的です。
槽への取付けが容易に行えます。
ツバ付タイプ 挿入長の位置決めが容易に行えます。
センサー内蔵タイプ ヒータにセンサーを内蔵しているタイプです。
ヒータ自体の過昇温を防止します。
L型タイプ リード線取り出し部の省スペース化
リード線を保護する役目としても使用できます。

(※)碍子付き:リード根元部をご使用時に曲げる可能性がある場合は、曲げを考慮した碍子の詰め方をしますのでお申し付け下さいませ。

ヒータ材質 SUS304(標準品) ・ SUS316 ・ SUS316L  ・ SUS321  ・ インコロイ
リード種類 耐熱温度 特長
ガラス耐熱電線 ~180℃ 一般用
シリコンゴム電線 ~180℃ 耐薬品、防滴、屈曲性良
フッ素樹脂絶縁電線 ~260℃ 耐薬品、耐水、クリーン環境使用可
超耐熱電線 ~500℃ 特に高い耐熱性

端子部:Y端子・丸端子・コネクタなどをつけることができます。

カートリッジヒータの安さ日本一を目指します!

※オーダーメイド以外に規格品のカートリッジヒータもございます。

>>規格品カートリッジヒータのページはこちら

>>カートリッジヒータの使用例のページはこちら

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